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  • 2024-12-04
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アナザー・カントリー

  • 2009-09-29
☆2.7
英国学校。

-----あらすじ-----
男同士の恋愛ものです(でも、恋愛要素は皆無に近い)。
祖国を裏切り、ソ連のスパイとして活動していた実在の人物の青春時代を描いた映画。
貴族たちが集まる英国の寄宿学校で、味わった恋と、苦い思い出。何が彼をスパイへと掻き立てていったのか。

-----感想-----
BL(同性愛もの?)映画としては、結構評判高く、名も売れてたのでどんなものか借りてみました。
私ね~、昔からパブリックスクールの独特の雰囲気が好きで、ちょっとかなり期待してたんですが、あまりそういう雰囲気が濃厚ではなかったかな。
あと、映画として単品で見ると、うーん・・・・と思わずにはいられない。エンドとかも、いまいち切れが悪く、どうせこの映画見てもスパイの時代的背景など分らないのだから、ひとつの全く別な物語として完結させるべきだったと思う。ここになまじ、嘘くさく、スパイの話を匂わせてみたりとか、そういう事をするから、折角のストーリーも砕け散る気がします。中身は同じなんだから、一層の事、スパッと男同士の恋愛をメインに据え、味わった挫折を描けば十分だと思うのだが。むしろ、その挫折以降のストーリーを見たかったなぁ・・・。とか。。思ってしまった次第。
以下ネタバレ。


主人公は、特権階級にあり、将来も期待される学生だった。ところが、当時のパブリックスクールではゲイなどもってのほかで、それが学長にばれれば放校になってしまう。
主人公はゲイでありながらそれを隠しもせず、自由に振舞っていたが、ある日、一人の青年に恋をした事から事態は急変する。代表に選ばれれば約束された将来があった筈だった。しかし彼に出した手紙が敵対する生徒の手に渡った事から、代表の道を閉ざされ、輝かしい将来が失われてしまったのである。

親友である男の共産主義の影響を受け、それに傾倒していく主人公。
かくして、祖国を裏切ったスパイは生まれたのであった。

という感じです。
というか、個人的にはそんな理由でスパイになったのか。と戦き。
時代の背景がそうなのかもしれないけど、輝かしい将来が無ければ全て無意味だったのか?
屈辱を味わわせた英国に復讐したいのか。
何だかねぇ。
スパイうんたらはいらなかったのではないかと思う。

映画としては、代表の道を閉ざされたって所でおしまい。
私にしてはネタバレがかなり端折ってますが、まぁ、実際書くような内容はこのくらいでして。
他にも尻叩きの刑にあったとか、ゲイである事がバレて、自殺した生徒がいたとか、。。

んー。。実は見終わった後に、よく分らなくて調べてます(笑)。
映画も、「おや?」って部分で終わるんだよね。
それで実在するスパイの話かとようやく分ったんですよ。
だからこそ、スパイの話はいらんのではないかと思うのだが・・・(笑)。。。
まぁ。
BL系に興味ある人にはお薦めかなぁ。一応有名っぽいし。。

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エドワードⅡ

  • 2009-09-25
☆1.3
戯曲

-----あらすじ-----
男同士の恋愛ものです。(?)←今回の映画は、男性は要注意かなぁ。
英国の王エドワード(?名前違うかも)は、一人の男を寵愛していた。しかしその偏った愛は次第に周りから反感を買っていき、やがては内乱を招いてしまうのだった。

-----感想-----
良く分からないセリフが多用されます。しかも一見中世のようで、実はもっと後の時代のような・・・色々ないまぜ。独特な時代観の映画。舞台もちゃんとしたお城とかが出てくるのではなく、小道具を用いた感じの撮影方法で、「ん?」と思う。見終わった後に、いまいちよくわからず、解説見たんですが、そしたらマーロウとかいう人が書いた戯曲が原作のようですね(・▽・)。どおりで良く分からないセリフ回しがあるんだね。
肝心のストーリーですが、。(以下、ネタバレ含む)
いやぁ。
ほんっと思うけど、外人の俳優の演技力の凄さ。。男同士でキスとかするシーンがあるんですが、凄い(笑)
こないだね、4026だっけ?ほら。日本人の出てる映画。あれ見て、あれなんて普通に女性に甘いセリフを吐くだけなのに、恥ずかしそうな、言いづらそうな雰囲気がこっちにまで伝わってくるんですよ!(笑) そういうのとか、日本映画に対してどうも触手が働かないのは、演技が原因の一つにあったり。日本のBL映画も結構出てますが、いまいち見る気にならない。食わず嫌いかもしれんが。どうも、見てるとこっちが恥ずかしくて苦笑してしまう(*´ー`)。俳優が恥ずかしそうにしてると、本当こっちも恥ずかしいですよね(笑)。

ちょっと脱線しましたが、それでエドワードが、唯一心を許せるのはガヴェストンという出身も酷い男で、でもこいつの事を溺愛。領土とか、宮廷長官とかいい位を与えて、周囲から反感を買いまくる。またガヴェストンが身分が低いっていうのもあるけど、王に溺愛されているから、調子に乗って他の人間を見下すのね。王妃は全く王に相手にされず、嫉妬でメラメラ。国はこいつに堕落させられるって言って重鎮たちは追放の決を採る。
なんとかガヴェンストンを追放するものの、王に相手にされず屈辱を味わされた王妃は、ガヴェンストンを殺す計画を立てます。
ガヴェストンの追放が解除され、幸せもつかの間、ついにガヴェストンは殺されてしまうのでした(多分、殺されたと思うんだけど幽閉されただけ?)。
悲しみにくれる王。ついには内乱が勃発。王は幽閉され、王妃と、その愛人(?軍のトップ?)が国を支配することに。王の息子は、やっぱり父親に懐いていたのか、最後には、王妃と愛人を閉じ込めてしまう。この辺は良く分からない。檻に閉じ込められてましたが。
そして、王は、最後には殺されてしまうのかな?最初「殺さない」とかそんなような事を言っていたんだけど、・・・直接的な殺すシーンは無い。けど、何となく殺されて終わりなのかな、と私は思いました。

んー。映画のテーマとしては偏見とか人間の欲とか、そういう話。
というか、ゲイに対する偏見がメインテーマです。
凄く楽しい映画って訳でもないけど、何となく気になって最後まで見てしまう映画ではあるかな。
まー。男性にはお薦めしない(笑)
万人受けする映画ではないです(・▽・)ノ


ラスベガスをぶっつぶせ

  • 2009-09-05
☆3.0
BJ

-----あらすじ-----
ハーバード医科大に行くことを夢見るベン。しかし3000万(?)という高額の授業料を払えず、奨学金を狙う事に。しかし、そこで面接官に言われたのは、「卓越する経験があるか」だった。
今まで、トップ成績で卒業してきたベンだが、何の経験もなく、何も見つからない。そんな時、彼の頭脳に目を付けた教授が、ブラックジャックをして、一緒に金を稼ごうと誘ってきた。

-----感想------
ん。最初、私はサスペンスだと思ってたんですが(笑)。気のせいだったみたい(笑)。
どちらかというとサクセスストーリーです☆なので、恋愛ほのぼののジャンルに(*´∀`*)。

はい。ブラックジャックでは必勝法があって、出た数字をカウントしていけばその確率(?)か何かで稼ぐことができる。そのテクニックを使って、ベガスに乗り込み、大金を稼ぎだすというストーリー。
初めは、ベンは3000万円貯めたら辞めるということで仲間になるんですが、お金の虜になっちゃうんだなぁ。
古くから支えあってきた親友を蔑ろにして、一緒に目指してきたロボットコンテストも行けなくなってしまう。ベガスという煌びやかな誘惑に囚われて、現実に生きてないみたいでした(^_^;)。
そして、ついに、教授の指示に背き、単独行動に出たベンは、大金を刷ってしまう。怒った教授は、部屋から出て行ってしまうのでした。残された彼らは、教授なしで決行することに。しかし、上手くいかず、裏で仕切る人(?)に目を付けられ、捕まってしまうのでした。殴られたベンが自宅に戻ってみると、大学は単位足らずで卒業できず、今まで貯めた3000万は全て盗られていたのでした。
教授に全てを奪われたベン。
密かに復讐を企てます。

実は、ベガスの元締め(?というの?)が、教授に恨みを抱いてて(以前に自分の店で大金を稼ぎだされた)、ベンに協力を求めていたのですね。
ベンは、もう一度、教授に謝り、ブラックジャックに誘う。これがまた、何故かまんまと乗ってしまうのだなー。
そこで、思惑通り、事が運ぶ。しかし、当初の約束では稼いだ金はくれるということだったが、元締めはそれを許さず、年金として要求。銃で脅され、それを渡すベン。
結局お金は得る事は出来なかったベンだが、人生で卓越する経験を得たのでした(ついでに、彼女もね)。

面接の日。
その体験を話すベン。驚愕する面接官の顔が映されて、映画はおしましです(*´∀`*)。ハッピーエンドかな。
個人的に、そんな人材を採ってしまうのか、大学。。とか思っちゃうけど。。。(笑)。
だってねぇ。いくら教授が酷い人でも、ベンは彼を売っちゃったんですよ。(^_^;)。仮にも医者になろうって人が・・・(´ρ`;)。。
教授ね、あまり映像には出てこなかったけど多分ボコボコに殴られて大変な目にあったんじゃないかなぁ・・・(笑)。というか、実際のカジノとかだと、そんな事したら殺されちゃいそうだけど、そういうことにはならないのかしら・・・???私の考えるベガスが異常??(^_^;)よくドラマとかにある場合だと、殺されてない???(´ρ`;)
そう考えると、体験談で済まされないよねぇ~、とか思っちゃう(笑)。

最後のどんでん返しも、いまいち微妙で、もうちょい斬新な驚きが欲しかったかな~。
まー。
多分、中高生対象で内容を和らげた作品なのかも。全体的に映像が柔らかで、最後とかもほのぼのと作られてるし、明らかにサスペンスじゃないな(笑)。映画の雰囲気が柔らかすぎる。

ということで、誰でも落ち着いて見れる、安心した映画です(笑´∀`)。
(多分。。。)


予告動画

※2010、8月追記。
どうやら実話に基づく話らしいですね(^_^;)!!! まじか。
ただの犯罪行為としか思えないんだけどな~。こんな体験談で採用しちゃう訳?(-"- )
よくわからんわ(笑)。

寝とられ男のラブバカンス

  • 2009-09-05
☆2.0
おバカ映画

-----あらすじ-----
作曲家ピーターは女優サラに突然振られてしまう。失恋の痛手を癒すために訪れたハワイで偶然彼女に出会い・・・。

-----感想-----
最初ね。何だ、この下品なおバカ映画は!
とか思ったんですが(笑)、結構作りはしっかりしてましたね!というか、モザイク入ってないんだが(笑)。どういうこと・・・・(笑)。いいの????なぜ????(笑) モザイクって入れなきゃいけないものかと思ってましたが、別にそういう訳でも無いのかなぁ・・・(笑)。 

さて、内容。当然結末は誰とどうなるとか書くので要注意☆



ハワイでサラと出会ったピーター。なんと彼女は売れっ子歌手である男と一緒だった。ホテルのフロント女性の優しさからスウィートに泊らせて貰えたピーター。夜な夜な失恋の悲しみから男泣き・・・(笑)。
行く先々で、サラが男といちゃついてるのを目撃してはショックに打ちのめされる。
しかし、ホテルの従業員とのふれあいや、フロント女性の優しい言葉に次第に癒されていくのでした。

で。
まー。
フロント女性と、いい感じになるんですね~。
そうすると、今度は元カノが出てくる。(笑)

サラと売れっ子歌手の彼とは、何となく上手くいかなくなっていき。というか、実はこの男がとんでもない女好きで、酷い奴だったのです。
サラはサラで、番組が打ち切りになったりとショックな事が立て続く。
ついには、「寄りを戻したいの」そう言って、ピーターに泣きつくのでした。

(笑)。

さてさて。ピーターとしては大変。どっちも凄い美人でね~(笑)。あわやというところで、ピーターはサラがどんな女の子だったか気が付いてしまう。
あんなに好きだったのにね。恋は冷める時は、いきなりなのです。


ピーターは最後にはフロント女性を選ぶのですね。
彼女への恋心から、再び人生にやる気を見出したピーター。
めでたしめでたしでした(*´∀`*)

この映画、色々捻りがあって意外です(笑)。
ピーターが曲を作った時の、フロント女性とサラとの違いとか。
出だしのシーンと最後のシーンの演出とかね。(笑)


まー。。。
ちと、下品な感はするが、ほのぼのおバカ恋愛映画って感じですかね。
失恋の痛手にどうぞヾ( ´,_ゝ`)ノ(笑)



予告映像「寝とられ男のラブバカンス」

箪笥

  • 2009-08-27
☆3.0
うん。

-----あらすじ------
韓国ソウル郊外。ある日、スミとスヨンの姉妹は長い入院生活を終え、静かに佇む一軒家に帰って来た。2人を笑顔で迎える継母のウンジュ。だが、そこには同時に冷たい表情も浮かんでいた。新しい母親に対し、姉妹は嫌悪と警戒心を抱く。その夜、部屋で何者かの気配を感じて怯えるスヨンを優しく抱きしめ落ち着かせるスミ。しかしスミのほうもその晩悪夢にうなされてしまう。以来家の中では怪奇現象が頻発、情緒不安定になったウンジュと姉妹の対立も深まるばかり。ところが父ムヒョンはそんな彼女たちをただ傍観するのみだった…。(抜粋)

-----感想-----
一見、凄く面白そうな映画なんですけどね~。期待ほどじゃなかったかな。むしろ予告版に入ってた「人形師」とか「4人の食卓」が面白そうで気になってます(笑)
以下ネタバレ。ネタバレしちゃうとかなりつまらなくなる映画なので、見る予定の方はご注意くださいな♪



一軒家にやってきたスミとスヨン。継母との対立は続きます。スミは妹のスヨンが継母に虐待されていると思い、必死に守ろうとしています。一方継母は、知り合いの夫妻を呼び食事会をしますが、場は白け、寒々と。そこで、知り合いの妻が、異常なモノを見たように痙攣をおこし、意識を失ってしまう。ウンジュは家に何かがいると怯えるようになっていきます。
おかしくなっていく彼ら。果てにはウンジュとスミで殺し合いを始めます。

というか(笑)。
うん。。。
片鱗は最初からあったけどね。


(以下重大なネタバレ。)


早い話、スミは精神を病んでるのですね。妹スヨンはとっくに死んでて、その死んだ原因ですが、姉妹の母親が箪笥で首を吊って死んでたのね。それを見たスヨンが助けようとして箪笥に下敷きに。2階から物音がしたからと、2階へとあがったウンジュが箪笥の下でもがくスヨンを発見。恐怖のあまり部屋から飛び出してしまう。そこでばったりと(最初から彼女に反感を抱く)スミと出会ってしまう。「何の用でいるの!2階に来ないで」みたいな事をいうスミ。「あなたはこの時ほど今日を後悔する事は無いわ」ウンジュはそう彼女に呟く。
それを無視して、スミは出かけてしまうんですね。姉に気づかれる事なく、スヨンは死んでしまう。

死んでしまった妹への罪悪感を抱いたまま、精神を病んでしまったスミ。
ウンジュとスミの間の殺し合い、実はウンジュはスミ自身だったんですね。それまでの色々な場面も、スミ自身なの。つまり、精神を病んだスミは、病院を退院し家へと戻ってきたんだけど、いまだそれは治っておらず、再発して、異常な幻覚、妄想を見ていたという話です。
最後には、再び精神病棟へと戻されて終わり。

ちなみに、確か最後の最後で、箪笥の幽霊が出てきたような・・・(笑)。うろ覚え(笑)。
まぁ。面白いっちゃー、面白いけど、ありふれたっちゃーありふれた映画ですかね~。個人的には中々かな。幽霊モノのつもりで見てたので、お化けを期待してる方には少し物足りないかなぁ。結局精神錯乱で片づいてしまうしね。

私は、音楽にビビりまくってました。音声は小さいのに、幽霊が出るときだけ、曲がババンと鳴るからさ。幽霊がいるのは分ってるし、全然怖くないのに、その度に「ビクッ」としてました(笑)。
馬鹿だ(・∀・)。

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