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  • 2024-11-21
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CUBE IQ

  • 2009-08-02
☆2.3
気の毒。

-----あらすじ-----
息苦しい密室に突然閉じ込められた若者たちが味わう、死と飢餓への恐怖を描いた異色サイコ・サスペンス。(抜粋)

-----感想-----
いやいや!!あらすじ嘘でしょ、ソレ!!!(笑)
というか、絶対違うです。以下ネタバレ。



少年マイケルは心優しく優秀な生徒だった。ところが、父親が病気で倒れた事から事態は一変する。転入先の学校では、一部の生徒に目を付けられ苛められ、教授からも悪質な苛めに合う。
というか、本当酷いわ。教授、最低ですね。。こういう人間が、人(の心を)を殺すんですね(´;д;`)。可哀そうに。ちょっと加害者であるマイケルに同情してしまう。。。
ところで、次第に精神が崩壊していくマイケル。
というか、幼少のころから、父親は有名なヴァイオリニストで忙しく、愛もろくに受けずに育ってきたマイケルは既に精神が壊れかけであったんだろうね。それが、学校の事で一気に爆発してしまったのでしょうね。

多額の資産で、核シェルターを作り、そこに自分を苛めた生徒たちを閉じ込めてしまう。
ここね、ちょっと笑えるんですが、「週末にパーティをやるから来ないか?」って誘うんですが、普通に顔が笑ってないのね(笑)。いやぁ。。。その企み顔でどうして、皆ホイホイ付いていく?(*´ー`)仮にも自分が散々苛めていた人間だぞ。
それで、まんまとシェルターに閉じ込めたマイケルはやりたい放題。飢餓状態にさせて、犬乞いさせたり、。。でも、あくまでも殺さない(笑)。彼らも元気なのね。26日?とかそんなに長く監禁されてても、これだけ自己意思を保てるものなのか、結構マイケルに文句を言いまくってます。あ。この映画ね。汚いシーンは無いので安心できる。大体監禁ものと言ったら、ね、映るでしょ。ばっちぃのが…(^_^;)。。そういうのは一切入らない映画です♪でもネズミ食ってるシーンはあります(しかも生食…)。

最初は順調なんですが。。多分頭が少しイっちゃってるので、支離滅裂なんですな。いじめグループの中にマイケルが想いを寄せる子がいたんだけど、その子だけシェルターから助けちゃったのが運のツキ。というか大体、女が絡むと必ず失敗する(●´艸`)。これ真理♪
彼女を救い出して、上手く彼女を手に入れたつもりになるマイケル。父親が丁度自殺して、閉じ込めていた彼らも手違いで、溺死させてしまいます。

2年後、まんまと彼女を妻にして、父親の莫大な財産も手に入れたマイケルですが、終わりはあっという間で、何者かに銃撃されて死んでしまう。
もちろん仕組んだのは妻。
「何故?あの時からずっとあなたを憎んでいたからに決まってるわ。ゲーム・エンドね」
こえぇ~~~~(゚Д゚ ;)
しかも殺した人が、マイケルに閉じ込められて死んだ、↑の妻の彼氏だった気がするんですが・・・?
これは彼女がひっそりと助けたって事?でも溺死してたし、そんな余裕は無かった筈なんだけどな・・・?この辺は時間軸がよく分からないです。彼氏って事は絶対あり得ないんだけど、彼氏にそっくりだったんだよね。??

ところで、この彼女。マイケルが学校で苛められていた時に、結構マイケルを庇ったりしてくれた子なんですが、女はこわいっ(笑)。しかもその恨みときたら、半端ない。いやいや、彼女も立派な被害者なので、そのくらいの恨みを抱いていても当然ですが。。(笑)

マイケルが、気の毒だなぁと思ってしまった(^_^;)。結局、人が良くて、嘘を簡単に信じてしまう人は最後も、美味しい所を掻っ攫われて終わってしまうのかしら・・・(゚Д゚ ;)。マイケルの人生はまさにそんな感じ。莫大な遺産だって、結局妻が相続するのだしね。。踏んだり蹴ったりな人生だなぁ~(笑)。


どちらにしろ、因果応報って事ですかね。
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519号室

  • 2009-08-02
☆2.4
何もしないという罪。

-----あらすじ-----
刑務所から仮出所し、服役中に死亡した母親のアパートで暮らし始めたボビー。孤独な毎日の中、彼は壁の中から響く異音、そしてピアノに残された血痕を発見する。 (抜粋)

-----感想-----
出所して帰ってきたボビーですが、いい人です(*^m^*) 。この映画はホラーとしての要素よりも、どちらかというとヒューマンドラマ・・・(?)かな。以下ネタばれ。


母親が暮らしていたアパートに移り住んだボビー。そこで、男女の言い争う声に悩まされることになります。次第に明らかになる生前の母親の奇妙な行動。そして、いない筈の住人の影。



ネタばれしてしまうと、そのアパート家族が住んでいたんですが、旦那からDVを受けていて、最後には旦那に子供もろとも殺されてしまうんですね。ところが、その時、助けを求める彼女を誰も素知らぬ顔で助けてくれず・・・。その恨みから自縛霊になってしまう。
アパートに移り住んだボビーや、回りの人間にも被害が現れ始めて、住民は一人呪い殺され、ボビーの雇い主も呪い殺されてしまいます。というか、雇い主、全く関係無くないか(笑)?なぜ、殺した・・・(^_^;)。
ま、それでボビーの彼女が、被害者の女性のように痛い目に合ったりしてしまい、結構とばっちり感もバッチリ。どの人が加害者とかでなく、全体を通して皆が被害者でとても可哀そうでした。
結局、最後には、事件の起こった日のように、DVに合う奥さんのためにボビーが旦那を止めに入るんですね。そうして、繰り返される毎夜の悪夢はようやく終焉を迎えるのでした。

人々の無関心、繋がりの無さという怖さ。まさに現代を象徴(^_^;)。
助け合うことって本当大事なことです!何気に結構感動しました。(ホラーのくせにっ・・・笑)

フルーク

  • 2009-06-18
☆4.6
人生というもの。

----あらすじ-----
突然の事故に遭ってしまったトム。気が付いた時には犬の姿であった。
家族を取り戻すために、奮闘するが・・・。

-----感想-----
テレビで見たのは書かないようにしてますが。ヤバイくらい感動してしまったので、これは是非ね(笑)。多分これからもテレビで見て、余りに感動した映画は感想記事を書くかと・・・。
ところで、この映画。(以下、当然ネタバレ含む)
最初ね、いきなり展開が多くて、「ん?ん?」とか思いながら見てたんですよ。コメディーかなーとか思いながら、結構気楽に見てたら・・・。
・・・・・・・(´;д;`)。。。

かなーり、真剣な映画でした。
もう色々と可哀想で、残念で、現実の非情さを感じましたよ。死んでしまったら全てが終わりなんだなー。周りの人も、亡くなってしまったという事に慣れていく。馬鹿みたいに当たり前の事だけど、それを凄く実感してしまった。
この映画自体は、そういう事をテーマにはしてないんだけど、置いていかれた家族の気持ちとか考えると、本当に悲しくてしょうがない。逆に自分がいなくても、変わりなく時間は進んでいくという現実に、虚しさを感じてしまったです。
トムは死んで犬に生まれ変わってしまったという感じなんですが、最初は友達に殺されたと思ってるんですね。それで友達が妻と親しくなっているのも気に食わない。噛み付いて、吠えて、最後には自動車事故にまで合わせてしまう。そこで、ようやく全てを思い出す。
彼は自分が死んでも友達だったんだと気が付いて・・・。・゜・(つД`)・゜・

色々と、突き刺さるものがある映画でした。とても悲しい。
最後の最後で、先に死んでしまった犬(この犬も人が生まれ変わった姿)に巡り会った事は救い!このシーンのお陰で随分と映画の雰囲気がやわらかくなってます(笑)。ホントに泣ける映画。
面白かったです!
あと。

ワンコの演技が半端ない(笑)。
並な俳優よか、遥かに凄いです。。。(( ^ ∀^)♪

CUBE RED

  • 2009-06-07

☆2.5
シリーズじゃないの?!

-----あらすじ-----
密室に閉じ込められた男女4人。謎の人物から携帯に送られる難問に時間内に答えないと、周囲の壁が迫る。無事、難問をクリアし、脱出できるのか。

----感想-----
なんと。CUBEシリーズかと思ったのに。。違ったようですね。期待うるるで、見てた私は途中で、違和感を覚え、シリーズでないと分かった時にはショックを…(笑)。
それでも、どんな展開が待ち受けているのかとワクワクしてたんですが。。。いやはや。。。
以下ネタバレ。




数学者たちにクイズを解いたら、招待するという招待状が届く。
集まった彼らの前に招待主らしき人物が現れる。しかし彼は用事が出来たと、途中で出て行ってしまう。
疑いを持ち始めた彼らの元に、携帯から指示が…。
と、言う感じで最初の出だしはいいんですよね~♪結構面白い感じなんだけど、出される難問が、「ありふれた」、というか最近のクイズブームのせいか、「知ってるなーこれ」とか思うくらい斬新なものではない(笑)。数学者が集まってて、そんなクイズでいいんだろうかなぁ?と思うような内容です。しかも、クイズも「1分内で解け」とかそういう指示なんだけど、その間に別の話をしてたり、言い争ったり、何だか段取りが悪い(笑)。その間にも徐々に壁は迫っているというのに、雰囲気がかなり呑気なんですよね。それで最後の方とかも、結局誰がこの状況を仕組んだのかって話になって、そこでのネタばらしも「・・・これだけ?」というほど、簡単で拍子ぬけ。
結局、仕組んだ人は、集まった参加者の内の一人に殴られて気絶しちゃうんですね。その間に、彼らは黒板の裏が空洞な事に気が付いて、そこからまんまと脱出。。
うーん。。(笑)。
ハッピーエンド?

動機ですか?
動機は、数学の「何とか予想の証明(何予想だったか忘れた)」が若者に先越されて、知識を確かめたかったという内容でした。しかも実際には、若者は証明できてないのに、ウソついていただけという・・・(^_^;)。
最後では、その犯人が証明した論文(犯人は証明していた)を川に捨てておしまい。このシーンは結構好感持てた(笑)。でも、数学者だったら、川に飛び込んででも、欲しい代物だよね。
全体的に、あっさりし過ぎて、いまいちどれも魅力が半減した映画って感じでしょうかね。

あ。そっか。
ウソが呼んだ悲劇、っていうテーマだったのかなヽ(*´Д`*)ノ笑♪
まー、サラリと見れるし、残酷シーンないし、ホラーダメな人でも平気。

 

スルース

  • 2009-04-29
☆3.5
駆け引き万歳

-----あらすじ-----
有名な小説家ワイクの元に、ある一人の男が訪れた。彼は何と妻の浮気相手だという。
ワイクに離婚を迫る彼。男たちの壮絶なゲームが始まった。(てけとーです)

-----感想-----
これね、予告見たときから、すっごく気になってた映画です(笑)。評判はね、さほどよろしくはないみたいですが、私は無茶苦茶楽しかったです☆というのも、結構好きです。こういう系は。
以下ネタばれ。映画みる予定の人はみないが吉かなー。



離婚を迫るティンバルにワイクは宝石を盗み出せという。只で離婚する気は毛頭ないらしい。ティンバルは初めは何かの罠では無いかと渋るが、手に入る現金は80万ドルと聞き、了承した。これが第一のゲームの始まりだったのですな。ワイクの指示通りに、行動するティンバル(笑)。すでにおかしいです(笑)。何やってるんだ、この二人、って世界です(笑)。金庫まで来たティンバルに対し、突如拳銃を抜くワイク。この泥棒め、そう言って、ティンバルを撃ってしまう。
あれぇ~~。ティンバル、撃たれちゃった?!

時間は流れ、刑事がワイク宅へやってきます。
あれこれと聞きだす、刑事。撃ってないと必死に弁明するワイクですが、室内からは血痕やら何やら証拠が出てきてしまう。焦燥したワイクに、彼が種明かしを。
その刑事はティンバルが扮していたんですね。ワイクが撃った弾は空砲で、その音に気絶してしまったティンバル、その事を復讐しにきたというわけです。ジュード・ロウ凄いです。この時の変装を剥ぐ時の表情。本当に常軌を逸してました(笑)。いやぁ。不気味でした(笑)。その後ね、水?酒?被って、顔の汚れを落とすんだけど、。。いやー。。。いい男(笑)。いい男です(笑)。
あ、話逸れました(笑)。えーと。。それで、次の勝負をしようという話に。
ここからは話が複雑。何故か、ティンバルを魅力的だといい出すワイク。ティンバルもそれに応じます。二人で色めいた会話を交わし、じゃれ合う。ついに、「一緒にここで住まないか」とワイクが言い出しティンバルがそれも悪くないと・・・(笑)。何やってるんだ、この二人。(笑)。すみません。私ね、BL好きだからね(笑)。もう全然違和感も嫌悪感もないですよ(笑)。純粋に楽しいです(笑)。
それでね、うーん。。どういう感情なんだろう。。。しゃべりながらも、ワイクの表情は暗い。どこか虚ろ。瞳は潤んでるし、ちと病的な気配を醸してます。
ベッドで、寝ころぶティンバル、彼の頬に手を滑らせるワイク。唐突にティンバルが手を払いのけて、「この・・・○○め!」と罵ります(何て言ったのか、忘れましたが、メスブタめ、みたいなニュアンスだった気がする。笑)。「憤る君も素敵だ」みたいな事をいうワイクに、ティンバルが笑みのまま、ゲームの終わりを告げる。「奥さんはここに帰ってくるってさ。さよならダーリン」そういって、コートを羽織って出ていこうとするんですね。そこを突然。

ピストルで撃つワイク。
最後ね、バルコニーみたいなところで、死んだ(?)ティンバルの姿が。。奥さんが帰ってきて。。。
映画は終わりです。(’▽ ‘ ;)
もうここからは私の勝手な推測ですが、。

実際のところ、ワイクにとって妻はどうでもいい存在だったと思うんですよね。
ただ、もう60歳超えてるくらいなので、人生に寂しさを覚えていた。ついでにちとくたびれていた。
最後に何故ティンバルを撃ったのか、。そこが本当に分からない。名声を維持するなら撃たないし、奥さんが帰ってくると言った時点で既にティンバルを撃つ必要もないし、ティンバルとの勝負は勝ったようなもの。
それでも撃つって所に何かがあるんでしょうね~。
ちなみに。これも私の推測だけど、ティンバルは最初っから、離婚を求めに来てないんじゃないかなーとか、思ったり。
既にワイク宅を訪れた時には、奥さんとの関係は破綻を迎えつつあって、だから最後に奥さんが帰ってくるってセリフをワイクに言ったのでは?最初から既に勝負が見えていたように思えてならないです。その腹いせに、ワイク宅へやってきただけなような。。・・・。
一方のワイクね、これ、見ようによっては・・・・(笑)。。。。(’▽ ‘ ;)???そんな歪んだフィルターで見るなって?だってねぇ・・・。最後のゲームだけは、どうも真実に思えてしようがない(*´ー`)。その前が嘘なのだから最後は真実でしょー?違うかなぁ・・・?誰か傍にいてくれる人ならだれでも良かったんじゃないのかなぁ?もしくは。目が既に死んでるから、本当に病んでたかのどちらかだよね(^_^;)。人生儚んでた感じもする。ワイクがティンバルを殺す事に一銭の価値もない。
考えてもよう分らん映画なのは確かです。この映画ね、リメイクのようなので。。原作を見てみたいですね~♪
原作はどんなイチャ・・・もとい、どんな駆け引きが・・・あるんでしょうねっ♪

個人的には、すごく楽しかったです(笑)
良かったら♪あとジュード・ロウの格好よさ+ちと常軌を逸した表情も堪能できます!(笑)

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