☆2.8
-----あらすじ-----
6人の若者が集まり、妖しげな遊びを始めた。それは、セックスにまつわる6つの禁忌に無記名で答えを書く“タブー”というゲーム。そして、彼らはそれぞれ「金でセックスをするか?」「近親者と寝るか?」「3Pをするか?」「同性とセックスをするか?」「恋人の親友と寝るか?」「未成年者と寝るか?」という際どい答えを書いて楽しんだ。1年後、再び一堂に会する6人。だが、彼らは“タブー”を犯したとして、1人ずつ抹殺されていく。
犯人はこの中にいる?!
-----感想-----
犯人は誰なのか、という部分において冒頭ではかなりワクワクします(笑)ちょっと意外な展開などもありそれなりに楽しめる映画だと思います。ただちょっと内容が暗いかなぁ・・・。
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以下ネタバレ
以下ネタバレ
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主人公エリザベス(名前、違ったらスミマセン。笑)は潔癖で、非道な事は許せない女の子。その彼女の親友はというと、下品でセックス好きな子ばかりだった。そんな彼女たちと彼氏でほんの遊びでしたゲーム。
数年後に集まった時に、何者かから、ゲームに使った紙が届く。そこから悲劇が始まった。
って感じに冒頭が始まるんですが、次から次へと仲間たちが殺され、犯人は誰だっ、て所で、、、実はエリザベスの彼氏が犯人だったんですね~。。しかも、実は殺されたのではなく、エリザベスへの復讐のための一芝居だった訳です。何故復讐かというと、親友たちはあのゲームの後、それぞれ禁忌に書かれたようなタブーを犯してしまいます。それを何者かに脅され金を巻き上げられる事に。その犯人がエリザベスじゃないかと、当たりをつけて一芝居を打って白状させる、という内容へ。
ここから次第に崩れていきます。一体どこまでがエリザベスの計算の範疇だったのか。
騙された事を知り2階へと逃げ込むエリザベス。それを追いかけて婚約者が説得に行きます。そこで仲直りして初めて体を繋ぎ合わせるんですが。。
ここでひとつ疑問が・・。「近親者と寝るか」果たしてこのタブーを犯したのは誰か、と言う話になります。
今まで彼氏と一度も寝る事が無かったエリザベス。親友たちの中に疑惑が生じ始め・・・。
いよいよ核心へ。
エリザベスが婚約者に真相を白状します。実は半分血のつながった妹だったんですね。エリザベスは婚約者のお金の半分を自分が貰ってもいい筈。そう思いその為に兄と寝て、脅迫のネタを取ろうとします。「私と結婚して」そう迫るエリザベス。一方、没落なんて許されない家筋から婚約者はそんな汚名を残したくない。
失望の底にいた婚約者は遂に親友たちを殺害してしまいます。
「二人っきりね」そう言うエリザベスと晩賽会をする。ワインを持ち上げて二人で乾杯します。ところがそれは毒入り。結局全員死んで終わりでした。
真相は闇の中。正義、純潔を信条にしてきた彼の家の名誉は守られ・・・。。。
エリザベスよりも、家の名誉を選んだ、って事ですかねー。きっとこの辺が予想外の出来事なのかなぁ・・・。
でも私的にはエリザベスと普通に結婚生活を送ってしまえば家の名誉を守れたのでは??それとも親友がそれをバラしちゃうから殺しちゃったって話なのかなぁ・・?そもそも、エリザベスはそんな計画を立てないでそのままひっそりと婚約者と結婚しちゃえば良かったんじゃないのかなぁ??とか色々と疑問が渦巻いてたり・・・(笑)
まぁ・・・(^^;)最後とか色々ちょっと残念な感じもしますが、ほの暗く、綺麗な終末でした。ホラーというよりは、人間の心理に迫ったミステリーな感じかな・・・☆