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☆3.0
リセット。
-----あらすじ-----
タイムスリップと切ない愛の物語が融合した「バタフライエフェクト」シリーズの第3弾。過去と現在を行き来できる能力を持つサムの下に、彼の昔の恋人・レベッカの姉がやって来る。彼女はサムにレベッカを殺した犯人を捕まえてほしいと頼む。(抜粋)
-----感想-----
何故第三弾かというと、1,2は普通に見たからです(笑)。決して唐突に3作目を見てる訳ではないです(* ・ v・)。
バタフライエフェクト。1,2は割りと共通点があったんだけどな~。3は無いみたい。構成が全然1,2とは違う感じだし、3になっていきなり全く別のシリーズになってしまった感じ。1,2は結構感動した記憶があるんですが、3はただリセットしてしまえばいい。そういう話に仕上がってます(笑)。
以下ネタバレ。スリムにね♪
過去を変えると更なる悲劇を生む。それでもサムはレベッカを殺した真犯人を突き止めるため、過去へと戻る事を決める。しかし。犯人を突き止められず、案の定更なる犠牲が。猟奇的連続殺人犯となって、事件は更に深刻なものへと発展してしまう。同じ過去へと戻るのは自分への負担が大きいため(脳がやられてしまう)、次の被害者で真犯人を突き止めようとするが、またしても失敗に。何度やっても失敗し、そして、ついには容疑者としてつかまってしまう。
顔なじみの刑事に、事情を話し信じてもらった事から短い時間付きで釈放して貰う。サムに残された最後のチャンス、そして犯行現場に使われた場所へ再びトリップすれば。。。
そこに現れた犯人は、妹だった。何と妹もサムと同じ能力を持っているのある。サムを愛している彼女は、サムが女性と上手くいくのがどうしても認められない。サムが好きになった女性を過去に戻って殺してしまっていたのだった。残酷な猟奇殺人の犯人は妹だったのである。
事実を知ったサム、彼は、少年の頃に起こった火事の場面にトリップする。本来であれば、そこで死ぬ筈だった妹。その過去をかえて今日があったが、彼女を助けた事が間違いだったと思い直す。部屋に妹を閉じ込めてしまうサム。家は火に巻かれ、燃えていく。
そうして、現代に戻れば、結婚して子どもまでいる幸せな家庭が待っていた。そして娘の名前は、妹同じ。
めでたくハッピーエンド♪
といきたいところですが(笑)。なんと、娘。ひっそりとバーベキューの火に人形をくべます。
何の暗示だ、これは(ー_ー;) 。。。おそらく妹=という接点か、何かの意味なんだろうけどね(笑)。
意味が分からんのは確か(笑)。どう考ええもつながらないような(笑)。
まぁ、ちょっと遊んでみたって感じですかね?
バタフライエフェクト、1か2か、忘れましたが、結構楽しいので、見た事ない方は見てみるといいです♪
☆2.8
西部劇
-----あらすじ-----
アリゾナで小さな牧場を営むダンは、かつては狙撃の名手だったが南北戦争で片足を負傷して以来、妻と2人の息子と苦しい生活をおくっていた。そんなある日、町へ向かったダンは強盗団のボス、ベン・ウェイドが保安官に捕まる現場に居合わせる。ウェイドはユマ行きの列車が出発する駅まで連行されることになるが、ダンは報酬目当てに護送役に名乗りを上げる。(抜粋)
-----感想-----
3時10分。決断のとき!!!!
決断、わくわく((p(>v<)q))!!
わくわく。。。。o(^▽^;;)o
以下ネタバレ。
私の期待度>内容。って感じかな。
ダンは射撃の名手だったようですが、全然活躍シーンがない。最後の方にちょっとあるかどうかくらい。しかも何か、・・・・この映画の見所は、殺人など数々の犯罪を犯した強盗団のボス、ウェイドとダンの交流の末、というような内容の筈なんですが、「?」と思わざるを得ない。それとも男同士、何か通じるものでもあったのか?(^_^;)
以下、ストーリー書きますが、見る予定の人は見ないが吉。
ダンは、借金を背負い病気の息子まで抱え貧しい生活を送っていた。戦争の末負った片足の負傷で貰えたお金は僅か200ドル。ウェイドをユマまで送り届ければ200ドルを貰えると聞き、護送を名乗り上げる。
彼を連れての道中、幾度も逃亡を図るウェイド、仲間も何人か殺されてしまう。それだけでなく、ウェイドを取り戻そうと、強盗団の凶暴な仲間たちが後を追ってきていた。
隙を見ては逃亡するウェイドとの追いかけっこをする内に、二人はいつしか通じ合うものが・・・・。。。あるみたいです。境遇も、感性もまるで違う二人だと思うんだけど、何故かしらね、それは謎(笑)。悪の中にある一つの信念とか・・・?分からんヽ(´~`;)。
そして、ついにユマ行きの列車が止まる町に辿り付く。ダンに1000ドルを払うから見逃せというウェイド。ダンの中では既にお金だけのものでは無くなっていた。失ってしまったプライドを取り戻すには、彼を列車に乗せるという大役を果たす事しかない。
ウェイドの仲間たちがついに泊まっているホテルまで、やってくる。彼は自分たちのボスがそこにいる事を知ると、「ウェイドという男を護送している者を殺した者へ200ドルやる」と町人に誘いかけるのだった。銃を手に集まってくる町人たち。かたやダンの仲間は、残った息子ともう一人しかいない。護送を頼んだもう一人の仲間は、「報酬の200ドルをやる、だから息子を連れて逃げろ」と言う。その言葉にも、ダンは頷かない。息子に彼と逃げるように指示し、自分はウェイドをユマの列車に乗せる事を告げたのだった。立派な父親でありたかったんだろうね。息子にそれを見せたかったんだろう。
そうして、ウェイドとダン二人がホテルに残される事に。ホテルの周囲を何十人もの銃を持った男たちが囲む。時刻は刻々と迫っていた。
決断の時というか。決断の時はなかったですね。最初から、ダンが取るべき道は決まってたというか。覚悟の時と言った方がいい気がする。
この映画、ぶっちゃけ、全然ダンの見所がない。最後までなんだかいまいちです。ウェイドにばかり重点がいってしまってて、結局消化不良な感じになってしまう。
第一。ウェイドのどこに、共感する場面があったんだろう?ウェイドもダンのどこに共感したんだろう?
まぁ話を戻して。。
いよいよその時が迫る。二人で、ホテルを出れば、いっせいに銃撃戦が始まるのでした。ここでようやくダンの狙撃場面が。一応名手という設定らしいですね(^_^;)。何かあまり凄さを感じない。とりあえず銃弾が飛び交う中、何とか逃げ出し、駅まで向かう。途中で、ダンを殺そうとするウェイドだったが、「息子に誇れる事が何もない、何としても列車に乗せる」そう訴えられ、何故かウェイドはダンを殺すのを止め協力的に。・・・・。ウェイドもウェイドで恵まれた環境で育たなかったからか、そんな父親がほしいと思ったのでしょうかね。ダンの息子を苦しめたくないと思ったのかな?
駅に着き、列車が入ってきたその時、逃げていなかった息子が牛を放って強盗団の一味の動きを封じ込める。その隙に、ウェイドを列車に乗せるダンに、「やったな」そう声を掛けるウェイド。
だが、次の瞬間に、ダンは強盗団の一味に撃たれてしまう。崩れ落ちるダン。歩み寄ってきた仲間が「片足の牧場主の割には手ごわかった」そうウェイドに言うのでした。彼を貶す言葉を放った仲間が許せなかったんでしょうね~、ウェイドの銃を持ってきてくれた仲間をあっという間に撃ち殺してしまう。(ウェイドは早撃ちという設定)。
うーん・・・・。。何か疑問が(笑)。何で強盗団の仲間にはそんな冷たいんだ(´。`;;) 。ずっと追って助けに来てくれたのに・・・。数日(2,3日?)過ごしたダンの方が大切ってどういうこっちゃ??(笑)彼の死を貶したから??
まぁ。しかし、それでだ。目撃してしまった息子が父親の元へと駆け寄る。「父さんを尊敬する」そう言って、欲しかった言葉を掛けるのでした。ダンが息を引き取るのを看取った息子は、銃をウェイドに向けるも結局撃てずに終わる。
ウェイドは、寂しげにユマ行きの列車に乗り込む。寂しく幕は閉じるのでした。。。
まぁ。ちょっとお父さんが死んでしまう所は感動してしまうかもしれない。というかダンがあまりに惨めで(笑)。何か本当に報われて良かったというか、むしろ報われてないというか(笑)。どんどん汚い顔になっていく(ひげがボーボーで汚れていく)ダンが気の毒な感じの映画です(^_^;)。
まぁ最後には息子に看取られて良かったよね。息子がまだ幼いのに凄い立派。彼が死ななくて良かったわ。てっきり死んじゃうかと思ったけど。
そんな感じの映画でした。これは西部映画ってやつかな?銃アクションは期待するほどないな~。最後のウェイドの早撃ちくらいでしょうか(笑)。
☆2.8
更生
------あらすじ------
『ダブリン上等!』のジョン・クローリー監督、マーク・オロウ脚本コンビが贈るドラマ。かつて‘少年A’と呼ばれた青年が出所。彼はジャックという新しい名前を手に入れ、ソーシャルワーカー・テリーのサポートを受けながら新たな生活を始めるが…。(抜粋)
-----感想------
殺人を犯してしまった少年A。彼の出所後を描いた映画。
以下感想。ネタバレ含む。
別に親の虐待に合っていたとかそういう訳でも無さそうですが。クラスで苛められていた少年エリック、彼はある日、やんちゃな少年に出会う。それが運命の分かれ道だった。次第に学校に行かなくなり、彼とばかりつるむように。
うーん。。。やんちゃな少年は、性的虐待に合っていて、多分両親からも虐待されているので分かるんですが、エリックが人を殺すほど病んでるとは思えないんだけどな~・・・。しかしここで殺しておかないと、彼の出所後の実は優しくいい青年という設定が生まれないからかしら。いあ。悪い意味でなく、必ずしも更生が成功するとはいえないじゃない?残虐なら残虐なだけ、更生は難しいと思うのね。なのにこの少年A=エリック=ジャックは、凄くいい青年で、凄く感情豊かだし、やさしいっていう設定なの。何か根本的に間違ってる気がしてしまう。繊細でやさしいが故の、幼少期の凶行?そういう事を言いたいの?残虐犯で更生なんてまず無理だろう。だって根本的に精神病んでる。軽犯罪とかならまだ分かるんですよ。不良少年が一時的にぐれてした凶行とかなら。しかし・・・。
一応映画の設定では、ひどく残虐な方法で少女を殺したらしい。「悪魔少年出所」とか新聞の見出しに大々的に書かれるくらいなのだから、相当の残虐事件だったんでしょ。刑務所期間も10年とかですよ。少年事件で。相当だよ、これ。それをしちゃったのがやんちゃ少年なら分かるのだよ~。川でウナギ釣って殺しちゃったりね、万引きをエリックに指示したり、主犯じゃない?なのに、少女を殺したのは、エリックなんでしょ?(カッターを握り締めるシーンがあった。)殺すまでもいかなくても、見ていた?というか見ていただけでそんな重い刑は宣告されんだろうし。
相当の事件だと思うのだ。その上。エリックは刑務所にいる時に、「唯一の仲間で、友達」だったやんちゃ少年がリンチにあって、首を吊られ殺された場面を目撃してる。こんな悲惨な状態で、出所後にあんなに更生できるものなのだろうか。何か色々釈然としない。そんなに心根が優しい少年なら、人を殺したり出来ないと思うんだけどな~・・・。それも、何度も書くけど残虐事件の犯人。
いあ。私は犯罪者が更生する事に批判的な訳じゃないですよ。別に更生できる人はできると思います。ただこの少年の場合に更生は本当に難しいと思うんです。その設定が何かひどく違和感を覚えるというか。。。
まぁ、更生うんたら書いても切りが無いので先に進みますが。
少年Aは更生して、(・・・更生してっていうより、元々心根優しい良い子だったと言った方がいい。)、職場でも上手くやって恋人もまで作る。新しい人生を万事上手くいっているかのようだったが。ソーシャルワーカの息子が父親が彼ばかり構うのを嫉妬し、新聞社にリークしてしまう。全てが暴かれてしまったジャック。恋人からは別れを告げられ、職場の友人からは罵られる。逃げ場も失い、彼が取った方法は・・・。
自殺する事だった。
優しく励ましてくれたソーシャルワーカーに、友人だった彼に謝罪と感謝の言葉を、残し・・・・。
結末は分かりません。自殺しようとするシーンで映画は終わり。しかし、してしまうのだろうね。結局、人を殺すの周りの人間。更生しようと必死に未来を求めた彼は、一瞬にして全てを奪われ、過去からは逃れられない。まぁ現在ではあんなに大々的に犯罪者扱いしないだろうけどね。ちょっと昔では割とあったんだろう。出所後の少年をいかに救う事が出来るかの難しさ。結局犯した罪が大きければ大きいほど、やり直す事が難しくなっていく。更生しようとする犯罪者を更生させまいとするのは、周りの人間なんだよね。だから、私が「更生出来るとは思えない」とか思ってしまう事も、よくない事なんだろう。それはわかっとるが。だが、実際問題、出来ないと思うんだけど(笑)。事実、性犯罪の再犯率は高いらしいですよね。何割か忘れたけど、相当の高さだった筈。性犯罪者の多くにはDNAレベルで欠陥があるという話も聞いた事あります。本当かは知りませんが(笑)。
それにさ、実際に職場で隣に座ってる人間がバラバラ殺人の犯人だったらどうする?正直怖いですよ(笑)。いくら更生した、私は10年刑務所で務め上げた、とか言われても、やっぱり恐怖心というのは人間に備わった本能です。取り払えないというのが本音だと思うな~。
まぁ、それを言ってしまうのはいけないって事なのかな。そういうのを知った上で、対等に接する、そんな事が出来るのが望ましいのかもね。その人をどこまで信じられるか、って事なのかもしれないな~・・・。
いやはや、怖い(笑)。
どっちにしろ、この映画のように、「少年Aはこいつだ」って取り上げる事は大問題だよね(笑)。それはいかん。静かに見守ってあげるのが、更生した彼への第一歩なんだろう。たとえ犯罪者でも何かしらの理由あっての犯罪者、って事もあり、全ての人が更生する可能性を持っているのだから、一概に「犯罪者」のレッテルを貼っちゃいけないんだろうね。難しい所だけど。。。
少し話しは変わってしまうけども。
どう考えても悪質な、明らかに更生なんてしない犯罪者っていると思うんだけどな~・・・。人を殺しておいて、それも残虐にむごたらしく殺しておいて、「更生の可能性があるから」とか、・・・。その犯罪者に未来を授ける事にどれだけの意味があるんだろう。死刑はともかくとして、普通に無期懲役でいいと思ってしまう。人を殺す=自分を殺すくらいの覚悟でやるべきじゃなかろうか。それが対等だと私は思ってしまいます。駄目ですね(-"- ;)。まぁさ、ひどい虐待にあってたとか、そういう殺すだけの理由っていうの?そういうのは同情の余地があるけどさ~・・・。
何というか。映画の話とずれちゃうけど。前に授業で取った少年の権利の授業で、少年Aがひったくりをしたんだけど、自転車に乗ってた主婦が一人はこけて軽症、もう一人はこけて腰の骨折って、今でも後遺症が残っちゃった事件があったのね。その少年の被害者に当てた謝罪文が両方まったく一緒なんですよ。中3だったかなぁ。頭が無い訳でもないだろうに。私はそれを見て、少年院短期が相応しいって書いたんだけど、そしたら、「少年の権利」の授業なだけに(笑)、えらく不評だったみたいです(;´д` )。採点した先生がまた、その事件担当者だったというのもあるけど、私とは根本的に合わなかったんだろうね(笑)。後で知ったんだけど、基本的に少年院に送られるのは強盗致死とか凄い重い罪ばっからしいです。というか更生の可能性があるからこそ、少年院短期が相応しいと思ったんだけどな~。二度保護観察受けてて、事件起こしたのも観察中で、結局両親は全然駄目って事でしょ。まったく被害状況の違う、それも下半身痺れっていう後遺症が残っている女性もいるのに、謝罪文が同じで、しかも結論が保護観察ってちょっと軽すぎると思ってしまったヽ(  ̄д ̄;)ノ。そう思う私が厳しすぎるのかなぁ~。
そういう事でしか吐き出せない少年もいるという事はわかるが。反省してないとしか思えない。少年の内にやってしまえ?私が中学の時は「人殺すなら今のうち。。」って言葉さえ流行ってたくらい((°д °;) エ!?)、人の死に無頓着だと思うのだ。それが少年期なのではなかろうか。
ちょっと言い過ぎたけど、まぁ加害少年も別の側面では被害少年なんだ。だからそういう少年を無くす事が一番の成すべき事であって、彼らのした罪をどうこう言った所でね・・・。きっと。うん。でも少年に肉親を殺されたら?そう思うとやはり、誰だってやりきれないというのが本音だろうね。少年に対する命の教育が足りないのかなぁ~。
まぁ、何でこんな事をズルズル書いているかというと。これが脳裏にあるからなのだ。
残虐事件ゆえ、リンク先要注意。