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☆1.5
愚かすぎる情事
-----あらすじ-----
魅力的な人妻と大学生の青年の禁断の恋、さらには嫉妬深い夫とが織りなす三角関係の行方を描いたミステリー・サスペンス。(抜粋)
-----感想-----
何か変な物を借りてしまったな…。もっとサスペンス要素が強いと思いきや。全然です。誰でも書ける、そんなストーリー。製作年、もっと古い映画かと思ったけど、そうでもないみたいだし、なんだかねぇ。
以下、ネタバレ、、、というか、かいつまんでストーリー紹介。(ネタバレ含む)
人妻の行動が意味分からん。酷いです。
事故をきっかけに大学生の青年と出会った人妻の女性は、その青年に誘われるまま一夜を過ごしてしまう。案外年上を落とすのは簡単なのかしら(笑)。若くてハンサム(という設定)な男なら、コロっといってしまうのね。まぁ顔馴染みの青年だったというのもあるかもしれませんが。
そうして、主人に内緒の生活が始まった。しかし人妻は人妻で何か思う所があるらしく、敢えて旦那を試すような事をしてみたり、わざと旦那の同僚に不倫現場を目撃させたり…。やってる事はめちゃくちゃ。それでいて、旦那と別れる気は無い。
じゃぁ旦那を愛してるのか、っていうとそうでもなさそうです(;´д` )。何したいんだ。
この女性は、過去に大切な娘を事故で亡くしてしまったんですね。その影響かね(映画的にはそうしたかったんだろうか?)。無気力感ゆえの、理解不能な行動?夫婦生活が安定しすぎてつまらない?
とにかくよくわからない。純粋に若い青年に惹かれている訳でもなさそうだし、かといって旦那が好きな訳でもなさそうで。
結局、映画の8割くらいは青年との密会シーン。特に大した内容もなし。映画の最後の最後で、ようやく物語が動く。人妻が、青年に言う。
「私は危機感を感じているわ、この瞬間、生きてるって実感してる」そう謎の言葉を呟きます。
彼女はわざと旦那に浮気の証拠となる写真を、(家の発見しやすい場所に置いて)、見せるんですね~。
旦那が嫉妬深いと知っていたのに、そうする彼女は、旦那の愛を確かめるというより、人が壊れる様を見るのが楽しいような・・・。もしくは自分を殺して欲しかったのか?
とにかく、嫉妬に駆られた旦那は(警察官)、拳銃で奥さんを撃ってしまう。
そうして。
映画はおしまいなのです。
まぁ。。。そんな感じで、カメラワークも微妙なら、ストーリーも微妙で、登場人物にさえ大した魅力も感じず。
ぶっちゃけな所、変な物を借りてしまったなぁ~と。
もっとスリルのある楽しい展開を期待していたんですが、呆気なく裏切られました。もう冒頭で普通に裏切られた気分だったしね。パッケージは当てにならない。つくづくそれを実感する映画。
というか。私はもっと別の方向でミステリアスな展開を期待してたんだが・・・(笑)。珍しく読みが外れました(笑)。割と当たるのにな~。くそ・・・。
※2010、8月追記
同名で、有名な古い映画があるみたいです。
この映画は多分それのパクリかな~。ストーリーも何となく似てるので。
☆3.2
誰にでも起こりうる事。
-----あらすじ-----
弟サムを苛めるジョージにちょっとした復讐をしようと計画する仲間たち。事態は予想外の事になっていく。
-----感想-----
前から気になっていたこの映画。ちょっと暗いので見る予定の人は要注意です。
以下ネタバレ。
サムはジョージという暴れん坊から苛めにあっていた。それを知った兄とその友達は彼に悪戯して復讐しようと企てる。それは川をボードで漕ぎながら、彼を裸にして溺れさせようという計画だった。
そんな事も知らず偽の誕生日パーティーに嬉々としてやってきたジョージ。その手にはサムへのプレゼントまで。彼と触れ合う内に、それほど悪い人では無いのでは、と思いなおす仲間たち。サムも、計画は中止しようと告げる。
ところが仲間の一人、マーティが止めるつもりがなく、計画の中止を求める彼らに怒ってジョージに事の顛末を語ってしまう。それを聞いたジョージは、騙された事に腹を立て、皆を貶しただけでなくマーティの父親の死を馬鹿にしてしまったのだった。激昂し、ボードの上で争い合う二人。
サムの兄がジョージを制止しようとしてぶつかった拍子だった。彼は川へと転落してしまう。
助けて、と叫ぶジョージ、なんと彼は泳げないのだった。
その事に彼らが気が付くのは、ジョージが水底に沈んだ後であり、慌てて助けに入った時には既に手遅れに。
遺体を前に、どうしようか悩む彼ら。取り返しの付かない事態に、頭も働かない。悩んだ末に出した結論は、遺体を埋めて隠してしまう事だった。
必ずといって、こういう展開になりますよね。事故なのだから、と思うんだけど当事者になってしまうとこうしてしまうものなのか。。ちょっとした弾みで、誰にでも起こり得る事なだけに、他人事にはなりきれない。少年たちの無謀な行為も決して客観的なものではないよね。
起きてしまった事は取り返しも付かないし、何ともいえない寂しさの漂う映画です(-"- )
結局、埋めたものの、マーティを除く全員は、真実を告げようと決意する。その日の夜。ジョージの母親に真相をつげに行くのでした。
そして、マーティは国外逃亡を企てます。彼は彼でそれしか道が無いんだろうね。
人生、壊滅するのはあっという間。マーティは不良少年ではあったけど、まだそこまで落ちてはいなかった。けどこれで、彼の人生は終わってしまったんだろうな~。彼だけじゃないよね。関わった全員が一人の命を背負って生きていくんだろう。そう思うと本当に、人の運命、何がどう転ぶかなんて、分かったものじゃないよね(^_^;)。
その時々に、いかに最善の道を取るか、それが非常に大事なんだと実感する映画でした。
と。暗い話はここまでにして。
実は何気にこういう映画の雰囲気が結構好きです。少年たちの無謀な青春というか。死んでしまった事は置いといて、ボードで川くだりとか、そういう雰囲気は見ていて楽しいよね(笑)。
外国映画によくある青年たちの馬鹿騒ぎというの?こういう独特な雰囲気。日本映画にはまずないよね(笑)。この雰囲気が私はかなり好きです♪なのでちょっと評価は甘めかもな~(*^▽^*)