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  • 2024-05-14
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バッド・エデュケーション

  • 2008-09-06
☆2.0
ガエルの女装にぶったまげ。

-----あらすじ-----
男同士の恋愛ものです。(というかミステリー?)
1980年、スペインのマドリード。新進映画監督のエンリケは、若くしてすでに成功を収めていた。そんな彼のもとにある日、少年時代の親友イグナシオが脚本を手に突然訪ねてくる。神学校寄宿舎では強い愛で結ばれていた2人だったが、イグナシオの変貌ぶりに戸惑い、疑念を感じてしまうエンリケ。一方で彼は、脚本の内容に惹き込まれていく。そこには少年時代の彼らの一途で純粋な愛と、それを引き裂く悲劇が綴られていた。2人はその脚本を基に自伝的な映画の撮影を始める。しかしその後、エンリケはイグナシオの大いなる秘密を知ることになるのだった…。
(抜粋)

------感想-----
ガエル目当てというのもあるが。この映画は誰がどれなのか、把握するのが大変だった(おい)笑。
以下ネタバレ。




突然現れたイグナシオ。懐かしさと共に過去の思い出が蘇る。彼が持ってきた脚本を読み解いていくとそこには驚きの真実が綴られていた。神学校での、神父からのセクハラの事実、イグナシオはエンリケの為に身体を売っていたというのである。それにも関わらずエンリケは退学処分となってしまった。脚本の中では、セクハラを受けていた事を元に神父に脅しにいく。それを読んだエンリケはラストを神父に殺されてしまう結末へと変えてしまう。
エンリケはイグナシオの正体が本当は別人である事に気が付いていた。気が付きながらも、彼が何を求めて映画化をしたがるのかを知りたかったのである。映画の撮影が全て取り終わった時、イグナシオを装う男が泣き出す。そこに神学校で神父だった男が訪れて、事の顛末をエンリケに聞かせるのだった。
それは、脅しに来たイグナシオは昔の面影もなく、薬中でどうしようも無い人物に成り下がっていたという内容だった。彼(彼女?身体は女)は身体の維持にはお金が必要だと神父にせがむ。言わなければこの脚本を出版社に売るだけだと。お金を提供しながらも、神父は彼の弟であるファンに心を奪われ、密かにその機会を窺っていた。「今回こそは薬を絶つわ。本気よ。」そう言うイグナシオ。だが、彼らにとってイグナシオの存在は恥であると同時に重荷でしかなかった。二人は密かに彼を殺す計画を立てる。純度の高い薬を用意しそれをイグナシオに渡す。最後の一本。そういいながら受け取るイグナシオ。「エンリケ。これで私も・・・」手紙を打ちながら、イグナシオは死んでしまう。彼の死体を始末し、イグナシオの存在そのものを抹消するファン。恋人の神父とも、当分は会わないと宣言するのだった。
事実を聞いたエンリケはイグナシオの正体がファンである事は知っていたが、親友であるイグナシオを殺した男と知り、彼を家から放り出す。「殺したのは俺じゃない」そう言うファンだが、エンリケは信じなかった。「何故イグナシオじゃないと知りながら、~(うんたら)」というファンの台詞に対し「君が嘘を貫くか、それとも俺が耐え切れなくなるのが先か」みたいな事を言う(すみません。いい台詞だったんだが、曖昧。)その言葉に対し「こんなの序の口だ」そう言って、ファンはイグナシオの最後の手紙を渡すのでした。
何とも寂しい。。。(笑)。というか。。全体的にストーリがよく分からなかった。なぜそこで序の口なのか、その手紙にどんな意味が含まれてるのか、自殺だったんだって意味?!色々謎を残したまま終わる映画でした。結局神父はストーカーみたいな存在っぽかったし。。どれが真実だったんだろうね。

ところで。ガエルの女装姿がむっちゃ綺麗だったんだが。。と思う私の目が腐ってる?!いや、ゴメン。マニアックな映画だったね(笑)。ゴメンゴメン。だって、だって!ねぇ。(笑)。ガエル・ガルシアってもうちょい背が高ければ完璧じゃない?顔がむっちゃ端正だし、何というか目かなぁ。あのキラキラした目は中々いない。顔がいい俳優は多いが、どこか違うんだよね(笑)。だからいつも、背が高ければ完璧だ!と思うのですよ。いや、、、あの身長でも十分ですけども。。(笑)。
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トランスフォーマー

  • 2008-09-03
☆2.5
ロボットが主役?!

-----あらすじ-----
ぼろ車を買ったら、機械に変身できる宇宙人だった!攻め込む宇宙人から地球を守れっ!
(はしょりすぎ。)

-----感想-----
うーん。いまひとつスパイスが足りん。そんなもん求めるなとか言われそうだ(笑)。確かに。この映画は初っ端からギャク色満載です。普通に基地が襲われているというのに、ギャク臭がプンプン。いや。多分、あの小さい変な機械が出てきた時点で既にギャクなんだろう(笑)。私はあいつを見るたびに、「可愛いなーっこいつ。」とか思ってしまいました☆
ところで、詳細な映画の内容をいつも書いてますが、これは子供向け映画だし、書くほどの内容も大してないし(おい!)、誰も死んだりしないし、ロボットが主役だし(笑)。
という訳で書きません。でも、ストーリとしては、前半を丁寧にやり過ぎな感もある。2時間半じゃ上手くトランスフォーマーの世界を伝え切れませんでしたね。後半は端折りすぎて展開速いし、何がどうなってるのかハテナ。ただ、中々ドラマチックなお話ではありました☆ロボットさんがいい人(?)で素敵だったね♪結構いい事言ってるし、見る、見ないで言ったら、見ても楽しめると思われ。




ネタバレ。
ロボットの一人が死ぬ。

告発者

  • 2008-08-27
☆3.5
闘う勇気。

-----あらすじ-----
キンバリーは、担当医のダリアンから診察中にレイプされる。何とか被害を立証しようと下着に付着した精液をDNA鑑定に出す彼女だったが、精液のDNAはダリアンの物と一致せず…。 (抜粋)

-----感想-----
レイプの被害者って本当に気の毒です。実話に基づいた映画らしく、本当にあったと思うと強い人だなーと実感。でも誰かが言わなきゃ犯人を捕まえる事も出来ないし、大変な事ですよね。
ところでこの映画、前にそっくりの話をどこかで見たんですが、実話なだけに有名な話なんですかね。まぁ以下ネタバレ。



物語はレイプされた後からスタート。クスリを投与され、意識がありながら、医者にレイプされたキンバリー。日頃の素行の悪さから誰も彼女を信じてくれず、それに加え提出した精液さえ医者のDNAと一致しなかった。小さな町では噂はすぐに広がる。彼女は瞬く間に居場所を失い、精神さえ病んでしまう。それでも自分を信じ続けたキンバリー。大金を叩いて探偵を雇い、医者の車からDNAの採取に成功します。独自に調べてみると、何とDNAが一致する。再度の捜査を求め、医者の血液検査まで持ち込むが、細工をした彼はスルリとそれを潜り抜けてしまった。もはや手立ても無くなり、これまでかという時に、他の被害者が名乗り出てくれる。刑事告訴をし、事件は裁判に持ち込まれる事に。
キンバリーに言い寄られ、困っていたと証言する医者。町の人々も医者の味方をし、キンバリーを信じてくれない。しかし唯一の証拠、DNAの一致を告げると、事態はいっぺん。「キンバリーなら、お金のためにどんなセコイ手も使う。DNAだって、家に忍び入って精液を盗み出し自分で付けたに決まっている」そうまで言い張ります。捜査の段階で一致しなかった事まで追求が及ぶと、次第に言い訳も苦しくなっていき。ついに表決の時が迫ります。患者の血液を無断で用いて自分の血液採取を誤魔化した男と、踏み躙られた尊厳の為に闘うキンバリー。さてどちらが勝つのか。
判決は被告有罪でした。医者としてあるまじき行為をした彼は信頼を失い免許剥奪。キンバリーの執念にも近い努力が報われる結果に。。
こういう裁判って本当に周りの協力あっての勝利ですよね。一人ではとても太刀打ちできない。まして相手が社会的に強い立場にあればあるほどね。この事件では被害者が報われて万々歳ですが、現実には闇に葬り去られる事件なんて五万とあるんでしょうね。告発する勇気は相当のものだと思う。女としてやっぱり考えさせられる映画でした。怖い怖い。。

再会の街で

  • 2008-08-23
☆1.0しっくりこない。

-----あらすじ-----
9.11テロで妻子を失い心に深い傷を負って殻に閉じこもってしまった男と、彼の大学時代のルームメイトで仕事も家庭も恵まれた生活を送りながら満たされないものを感じていた男、そんな2人がニューヨークの街で偶然に再会し、再び友情を育んでいく中で、少しずつ互いの心を癒やしていく姿を切なく描いた感動ドラマ。(抜粋)

-----感想-----
全然感動しない。不思議な事に(笑)。いえいえ。私結構涙もろいですよ!どうでもいい事に感動してます。ですが、これは全く(笑)。なんだか色々な場面でしっくり来ないし、感動要素が無いんですよねぇ。内容はホントにあらすじのまんまで、特に目立った進展も無いし、ゆったりスローな展開で進みます。最終的には、家族を喪ったルームメイトが人生を見つめて少し希望が見えてきた、って感じな終わり方でしょうかね。(精神的に酷く病んでいる状態だった)。
ウーン。でも何で家族もあって、恵まれた生活をしている男が大学時代のルームメイトにあって癒されるんでしょうかね?どうも、入っていけない映画でした。

パンズ・ラビリンス

  • 2008-08-20

☆3.2
ホラーだ!これは!

-----あらすじ-----
スペイン内戦を背景に描く哀切のダーク・ファンタジー。再婚した母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をとる冷酷な義父のもとへとやって来た空想好きの少女は、やがて残酷な現実世界から逃避し森の中の不思議な迷宮へと迷い込んでいくが…。イマジネーションあふれるヴィジュアルと深いテーマ性が高く評価され、アカデミー賞3部門受賞をはじめ、数々の映画賞を席巻した話題作。 (抜粋。今回の抜粋はよくあってる!)

-----感想------
予告さー覚えてる方いますか?(笑)。私はすっかり騙されて、予告を見て、ほのぼのファンタジーだとずっと思い込んでいたんですよ。そしたら。これ。子ども向けのファンタジーじゃない・・・。。。以下ネタバレ含む。




顔を鈍器で殴ったり、人が平然と殺されたり、拷問があったり、戦時中だから当然なのかもしれないですが、結構残酷(^_^;)。パンの妖精が首を引き千切られるシーンとかも怖いです。。
ところで、お話ですが、空想好きの少女オフェリアは森に迷い込んだ所、パンという妖精に会います。そこで、「皇女となる3つの試練」を聞きます。やっぱり空想の世界なんですねーil||li(つд-。)il||li 。なんだか気の毒で可哀相だ。お母さんは妊娠してたんですが、オフェリアと「御伽噺の世界は無いのよっ」と言い争う形で、陣痛が始まり、そのまま亡くなってしまいます。喧嘩別れ・・・。無事に生まれた赤ちゃんだけは救おうとするオフェリア。しかし残酷な養父の手は彼女にまで迫り。。赤ちゃんを連れ出して森へと逃げ出すオフェリアは養父に撃たれてしまいます。皇女になるための最後の試練、無垢なる者の血を捧げれば、扉が開く。死後、オフェリアは御伽噺の国へと旅立っていくのでした。。
(オフェリアの空想だと思いますが・・・。。泣)
戦争に振り回された哀れな一人の少女を中心に描かれた映画。としか言い様が無い。なんとも言えない後味が残る映画でした。(^_^;)
 

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