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  • 2025-01-15
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告発者

  • 2008-08-27
☆3.5
闘う勇気。

-----あらすじ-----
キンバリーは、担当医のダリアンから診察中にレイプされる。何とか被害を立証しようと下着に付着した精液をDNA鑑定に出す彼女だったが、精液のDNAはダリアンの物と一致せず…。 (抜粋)

-----感想-----
レイプの被害者って本当に気の毒です。実話に基づいた映画らしく、本当にあったと思うと強い人だなーと実感。でも誰かが言わなきゃ犯人を捕まえる事も出来ないし、大変な事ですよね。
ところでこの映画、前にそっくりの話をどこかで見たんですが、実話なだけに有名な話なんですかね。まぁ以下ネタバレ。



物語はレイプされた後からスタート。クスリを投与され、意識がありながら、医者にレイプされたキンバリー。日頃の素行の悪さから誰も彼女を信じてくれず、それに加え提出した精液さえ医者のDNAと一致しなかった。小さな町では噂はすぐに広がる。彼女は瞬く間に居場所を失い、精神さえ病んでしまう。それでも自分を信じ続けたキンバリー。大金を叩いて探偵を雇い、医者の車からDNAの採取に成功します。独自に調べてみると、何とDNAが一致する。再度の捜査を求め、医者の血液検査まで持ち込むが、細工をした彼はスルリとそれを潜り抜けてしまった。もはや手立ても無くなり、これまでかという時に、他の被害者が名乗り出てくれる。刑事告訴をし、事件は裁判に持ち込まれる事に。
キンバリーに言い寄られ、困っていたと証言する医者。町の人々も医者の味方をし、キンバリーを信じてくれない。しかし唯一の証拠、DNAの一致を告げると、事態はいっぺん。「キンバリーなら、お金のためにどんなセコイ手も使う。DNAだって、家に忍び入って精液を盗み出し自分で付けたに決まっている」そうまで言い張ります。捜査の段階で一致しなかった事まで追求が及ぶと、次第に言い訳も苦しくなっていき。ついに表決の時が迫ります。患者の血液を無断で用いて自分の血液採取を誤魔化した男と、踏み躙られた尊厳の為に闘うキンバリー。さてどちらが勝つのか。
判決は被告有罪でした。医者としてあるまじき行為をした彼は信頼を失い免許剥奪。キンバリーの執念にも近い努力が報われる結果に。。
こういう裁判って本当に周りの協力あっての勝利ですよね。一人ではとても太刀打ちできない。まして相手が社会的に強い立場にあればあるほどね。この事件では被害者が報われて万々歳ですが、現実には闇に葬り去られる事件なんて五万とあるんでしょうね。告発する勇気は相当のものだと思う。女としてやっぱり考えさせられる映画でした。怖い怖い。。
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