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  • 2024-05-19
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3時10分、決断のとき

  • 2010-08-10

☆2.8
西部劇

-----あらすじ-----
アリゾナで小さな牧場を営むダンは、かつては狙撃の名手だったが南北戦争で片足を負傷して以来、妻と2人の息子と苦しい生活をおくっていた。そんなある日、町へ向かったダンは強盗団のボス、ベン・ウェイドが保安官に捕まる現場に居合わせる。ウェイドはユマ行きの列車が出発する駅まで連行されることになるが、ダンは報酬目当てに護送役に名乗りを上げる。(抜粋)

-----感想-----
3時10分。決断のとき!!!!
決断、わくわく((p(>v<)q))!!

わくわく。。。。o(^▽^;;)o


以下ネタバレ。



私の期待度>内容。って感じかな。
ダンは射撃の名手だったようですが、全然活躍シーンがない。最後の方にちょっとあるかどうかくらい。しかも何か、・・・・この映画の見所は、殺人など数々の犯罪を犯した強盗団のボス、ウェイドとダンの交流の末、というような内容の筈なんですが、「?」と思わざるを得ない。それとも男同士、何か通じるものでもあったのか?(^_^;)
以下、ストーリー書きますが、見る予定の人は見ないが吉。

ダンは、借金を背負い病気の息子まで抱え貧しい生活を送っていた。戦争の末負った片足の負傷で貰えたお金は僅か200ドル。ウェイドをユマまで送り届ければ200ドルを貰えると聞き、護送を名乗り上げる。
彼を連れての道中、幾度も逃亡を図るウェイド、仲間も何人か殺されてしまう。それだけでなく、ウェイドを取り戻そうと、強盗団の凶暴な仲間たちが後を追ってきていた。
隙を見ては逃亡するウェイドとの追いかけっこをする内に、二人はいつしか通じ合うものが・・・・。。。あるみたいです。境遇も、感性もまるで違う二人だと思うんだけど、何故かしらね、それは謎(笑)。悪の中にある一つの信念とか・・・?分からんヽ(´~`;)。
そして、ついにユマ行きの列車が止まる町に辿り付く。ダンに1000ドルを払うから見逃せというウェイド。ダンの中では既にお金だけのものでは無くなっていた。失ってしまったプライドを取り戻すには、彼を列車に乗せるという大役を果たす事しかない。
ウェイドの仲間たちがついに泊まっているホテルまで、やってくる。彼は自分たちのボスがそこにいる事を知ると、「ウェイドという男を護送している者を殺した者へ200ドルやる」と町人に誘いかけるのだった。銃を手に集まってくる町人たち。かたやダンの仲間は、残った息子ともう一人しかいない。護送を頼んだもう一人の仲間は、「報酬の200ドルをやる、だから息子を連れて逃げろ」と言う。その言葉にも、ダンは頷かない。息子に彼と逃げるように指示し、自分はウェイドをユマの列車に乗せる事を告げたのだった。立派な父親でありたかったんだろうね。息子にそれを見せたかったんだろう。

そうして、ウェイドとダン二人がホテルに残される事に。ホテルの周囲を何十人もの銃を持った男たちが囲む。時刻は刻々と迫っていた。

決断の時というか。決断の時はなかったですね。最初から、ダンが取るべき道は決まってたというか。覚悟の時と言った方がいい気がする。
この映画、ぶっちゃけ、全然ダンの見所がない。最後までなんだかいまいちです。ウェイドにばかり重点がいってしまってて、結局消化不良な感じになってしまう。
第一。ウェイドのどこに、共感する場面があったんだろう?ウェイドもダンのどこに共感したんだろう?


まぁ話を戻して。。
いよいよその時が迫る。二人で、ホテルを出れば、いっせいに銃撃戦が始まるのでした。ここでようやくダンの狙撃場面が。一応名手という設定らしいですね(^_^;)。何かあまり凄さを感じない。とりあえず銃弾が飛び交う中、何とか逃げ出し、駅まで向かう。途中で、ダンを殺そうとするウェイドだったが、「息子に誇れる事が何もない、何としても列車に乗せる」そう訴えられ、何故かウェイドはダンを殺すのを止め協力的に。・・・・。ウェイドもウェイドで恵まれた環境で育たなかったからか、そんな父親がほしいと思ったのでしょうかね。ダンの息子を苦しめたくないと思ったのかな?

駅に着き、列車が入ってきたその時、逃げていなかった息子が牛を放って強盗団の一味の動きを封じ込める。その隙に、ウェイドを列車に乗せるダンに、「やったな」そう声を掛けるウェイド。
だが、次の瞬間に、ダンは強盗団の一味に撃たれてしまう。崩れ落ちるダン。歩み寄ってきた仲間が「片足の牧場主の割には手ごわかった」そうウェイドに言うのでした。彼を貶す言葉を放った仲間が許せなかったんでしょうね~、ウェイドの銃を持ってきてくれた仲間をあっという間に撃ち殺してしまう。(ウェイドは早撃ちという設定)。
うーん・・・・。。何か疑問が(笑)。何で強盗団の仲間にはそんな冷たいんだ(´。`;;) 。ずっと追って助けに来てくれたのに・・・。数日(2,3日?)過ごしたダンの方が大切ってどういうこっちゃ??(笑)彼の死を貶したから??
まぁ。しかし、それでだ。目撃してしまった息子が父親の元へと駆け寄る。「父さんを尊敬する」そう言って、欲しかった言葉を掛けるのでした。ダンが息を引き取るのを看取った息子は、銃をウェイドに向けるも結局撃てずに終わる。
ウェイドは、寂しげにユマ行きの列車に乗り込む。寂しく幕は閉じるのでした。。。


まぁ。ちょっとお父さんが死んでしまう所は感動してしまうかもしれない。というかダンがあまりに惨めで(笑)。何か本当に報われて良かったというか、むしろ報われてないというか(笑)。どんどん汚い顔になっていく(ひげがボーボーで汚れていく)ダンが気の毒な感じの映画です(^_^;)。
まぁ最後には息子に看取られて良かったよね。息子がまだ幼いのに凄い立派。彼が死ななくて良かったわ。てっきり死んじゃうかと思ったけど。
そんな感じの映画でした。これは西部映画ってやつかな?銃アクションは期待するほどないな~。最後のウェイドの早撃ちくらいでしょうか(笑)。

しかし本当に共感し合う?二人が分からない。ウェイドがダンを認めるっていうのは分かるけど、何故その逆が成り立つんだ・・・?男の世界、私には理解不能でした(笑)。そういう事にしておこう(笑)。
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