大気を突き破れ

制作費約135万円という低予算ながらも、公開5週目に全米1位を獲得し、興収約90億円を突破した超常ホラー。一軒家で幸せに暮らす若いカップル。しかし、毎晩就寝後に家の様子が変わっていることに気付き、その原因を突き止めるべくビデオカメラを回す。（抜粋）

-----感想------
うそつけ(笑)。これがなんで、全米１位を獲得したのか謎の映画。９０億円とか絶対おかしいです(笑)。当時CMとかでも、「衝撃の最後は、・・・！」とか、・・・。人の評判がいかに当てにならないかを知るには絶好の映画(笑)。まぁ、何か。パッケージからして、つまんなそうだな、とは思ってはいたんだけどさ。評判だったからさ～・・・。
以下ネタバレ・・・。衝撃の最後もサクっとな(笑)。



前評判凄かったですね。前からチェックしてたんですが、まさかのま。パッケージまんまの中身です。本編はずっと若い夫婦がビデオをまわしてる風にお話が進んでいく。ずっとその映像です。
若いカップルの女性は８歳の時から超常現象に悩まされていた。それの原因を突き止めるためにビデオをまわし始めた事から、ますます超常現象が酷くなっていく。そのビデオに写っていたものとは・・・。
って感じ・・・か。

初めは、あいたままのドアが風もないのに、動いたり。次に、誰もいないのに物音がするといって夜中に起きたり。彼女が夢遊病のように意識もなく外に出歩いたり・・・。
寝不足も重なってか、酷くなっていく超常現象に口論も絶えなくなっていく。ついにはこの家を出ようと決めるが、その当日。当の彼女が、「ここにいれば大丈夫」空ろな表情でそう囁きます。
その日の夜。
ビデオが回る中、彼女は一人ふらりとリビングの方へ降りて行く。突然の叫び声に目覚めた彼氏が部屋から出て行けば、突如の静寂が・・・。延々と寝室を写し続けるビデオ。(;´д｀ )＜退屈だな～・・・

そして。
突如、彼氏が何かに放り投げられたように壁にぶつかるのが映ります。ビデオに写ったのは、・・・・。悪魔（亡霊？）に乗っ取られた血まみれな彼女だったのでした。


衝撃のラストだった(笑)。どこがだ(笑)。酷いラストだぜよ。これは酷い。酷すぎる。これのどこが衝撃のラストなのかが分からん(笑)。というか延々とビデオが回ってるだけで、全然楽しくないです(＾_＾;)。非常に残念なことにね(笑)。
宣伝が上手かったのだな。ただそれだけのこと。

ちなみにDVDは劇場後悔（!!敢えて後悔!!）版とは別にエンディングが収録されてて、そっちでは彼女が包丁を持っているシーンが映ってます。個人的にはこっちのが好みだな。後悔版は最後、悪魔みたいな顔が映ってしまってあからさまに胡散臭くてダメだ(;￢_￢)。ぶっちゃけ、動画配信サイトに落ちてる心霊現象を見ている方が楽しいです(笑)。