☆3.0
うん。
-----あらすじ------
韓国ソウル郊外。ある日、スミとスヨンの姉妹は長い入院生活を終え、静かに佇む一軒家に帰って来た。2人を笑顔で迎える継母のウンジュ。だが、そこには同時に冷たい表情も浮かんでいた。新しい母親に対し、姉妹は嫌悪と警戒心を抱く。その夜、部屋で何者かの気配を感じて怯えるスヨンを優しく抱きしめ落ち着かせるスミ。しかしスミのほうもその晩悪夢にうなされてしまう。以来家の中では怪奇現象が頻発、情緒不安定になったウンジュと姉妹の対立も深まるばかり。ところが父ムヒョンはそんな彼女たちをただ傍観するのみだった…。(抜粋)
-----感想-----
一見、凄く面白そうな映画なんですけどね~。期待ほどじゃなかったかな。むしろ予告版に入ってた「人形師」とか「4人の食卓」が面白そうで気になってます(笑)
以下ネタバレ。ネタバレしちゃうとかなりつまらなくなる映画なので、見る予定の方はご注意くださいな♪
一軒家にやってきたスミとスヨン。継母との対立は続きます。スミは妹のスヨンが継母に虐待されていると思い、必死に守ろうとしています。一方継母は、知り合いの夫妻を呼び食事会をしますが、場は白け、寒々と。そこで、知り合いの妻が、異常なモノを見たように痙攣をおこし、意識を失ってしまう。ウンジュは家に何かがいると怯えるようになっていきます。
おかしくなっていく彼ら。果てにはウンジュとスミで殺し合いを始めます。
というか(笑)。
うん。。。
片鱗は最初からあったけどね。
(以下重大なネタバレ。)
早い話、スミは精神を病んでるのですね。妹スヨンはとっくに死んでて、その死んだ原因ですが、姉妹の母親が箪笥で首を吊って死んでたのね。それを見たスヨンが助けようとして箪笥に下敷きに。2階から物音がしたからと、2階へとあがったウンジュが箪笥の下でもがくスヨンを発見。恐怖のあまり部屋から飛び出してしまう。そこでばったりと(最初から彼女に反感を抱く)スミと出会ってしまう。「何の用でいるの!2階に来ないで」みたいな事をいうスミ。「あなたはこの時ほど今日を後悔する事は無いわ」ウンジュはそう彼女に呟く。
それを無視して、スミは出かけてしまうんですね。姉に気づかれる事なく、スヨンは死んでしまう。
死んでしまった妹への罪悪感を抱いたまま、精神を病んでしまったスミ。
ウンジュとスミの間の殺し合い、実はウンジュはスミ自身だったんですね。それまでの色々な場面も、スミ自身なの。つまり、精神を病んだスミは、病院を退院し家へと戻ってきたんだけど、いまだそれは治っておらず、再発して、異常な幻覚、妄想を見ていたという話です。
最後には、再び精神病棟へと戻されて終わり。
ちなみに、確か最後の最後で、箪笥の幽霊が出てきたような・・・(笑)。うろ覚え(笑)。
まぁ。面白いっちゃー、面白いけど、ありふれたっちゃーありふれた映画ですかね~。個人的には中々かな。幽霊モノのつもりで見てたので、お化けを期待してる方には少し物足りないかなぁ。結局精神錯乱で片づいてしまうしね。
私は、音楽にビビりまくってました。音声は小さいのに、幽霊が出るときだけ、曲がババンと鳴るからさ。幽霊がいるのは分ってるし、全然怖くないのに、その度に「ビクッ」としてました(笑)。
馬鹿だ(・∀・)。
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