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  • 2024-05-19
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アナザー・カントリー

  • 2009-09-29
☆2.7
英国学校。

-----あらすじ-----
男同士の恋愛ものです(でも、恋愛要素は皆無に近い)。
祖国を裏切り、ソ連のスパイとして活動していた実在の人物の青春時代を描いた映画。
貴族たちが集まる英国の寄宿学校で、味わった恋と、苦い思い出。何が彼をスパイへと掻き立てていったのか。

-----感想-----
BL(同性愛もの?)映画としては、結構評判高く、名も売れてたのでどんなものか借りてみました。
私ね~、昔からパブリックスクールの独特の雰囲気が好きで、ちょっとかなり期待してたんですが、あまりそういう雰囲気が濃厚ではなかったかな。
あと、映画として単品で見ると、うーん・・・・と思わずにはいられない。エンドとかも、いまいち切れが悪く、どうせこの映画見てもスパイの時代的背景など分らないのだから、ひとつの全く別な物語として完結させるべきだったと思う。ここになまじ、嘘くさく、スパイの話を匂わせてみたりとか、そういう事をするから、折角のストーリーも砕け散る気がします。中身は同じなんだから、一層の事、スパッと男同士の恋愛をメインに据え、味わった挫折を描けば十分だと思うのだが。むしろ、その挫折以降のストーリーを見たかったなぁ・・・。とか。。思ってしまった次第。
以下ネタバレ。


主人公は、特権階級にあり、将来も期待される学生だった。ところが、当時のパブリックスクールではゲイなどもってのほかで、それが学長にばれれば放校になってしまう。
主人公はゲイでありながらそれを隠しもせず、自由に振舞っていたが、ある日、一人の青年に恋をした事から事態は急変する。代表に選ばれれば約束された将来があった筈だった。しかし彼に出した手紙が敵対する生徒の手に渡った事から、代表の道を閉ざされ、輝かしい将来が失われてしまったのである。

親友である男の共産主義の影響を受け、それに傾倒していく主人公。
かくして、祖国を裏切ったスパイは生まれたのであった。

という感じです。
というか、個人的にはそんな理由でスパイになったのか。と戦き。
時代の背景がそうなのかもしれないけど、輝かしい将来が無ければ全て無意味だったのか?
屈辱を味わわせた英国に復讐したいのか。
何だかねぇ。
スパイうんたらはいらなかったのではないかと思う。

映画としては、代表の道を閉ざされたって所でおしまい。
私にしてはネタバレがかなり端折ってますが、まぁ、実際書くような内容はこのくらいでして。
他にも尻叩きの刑にあったとか、ゲイである事がバレて、自殺した生徒がいたとか、。。

んー。。実は見終わった後に、よく分らなくて調べてます(笑)。
映画も、「おや?」って部分で終わるんだよね。
それで実在するスパイの話かとようやく分ったんですよ。
だからこそ、スパイの話はいらんのではないかと思うのだが・・・(笑)。。。
まぁ。
BL系に興味ある人にはお薦めかなぁ。一応有名っぽいし。。

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