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  • 2024-04-25
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ぼくのバラ色の人生

  • 2009-03-18
☆4.5
性同一性障害。

-----あらすじ-----
女の子になりたいと願う少年の姿をファンタスティックに描くハートウォーミングなドラマ。リュドビックは7歳の男の子。彼の将来の夢は、かわいい女の子になることだった。好きな男の子と結婚ごっこをしたり、着せ替え人形で遊んだりと、女の子を意識した遊びを繰り返す。引越した先でリュドビックは、クリスティーナという女の子に出会う。彼女は男顔負けのおてんば娘だった。(抜粋)

-----感想-----
普段、テレビで見た映画は感想記事を載せない事にしてます。。が、。。。
この作品、本当に面白かった、というか感動したので、載せとかなくては!!!と使命感に燃えて(笑)。
でも、抜粋元酷いな~苦笑。
以下ネタバレ。



リュドビックは本当に可愛い男の子です。女の子になりたくて、思考は女の子そのもの。
今の時代こそ、性同一性とか認められますが、この時代の苦労が本当によくわかります。
問題が発覚するまでは、親しい顔をしていた近所の人々、リュドビックが男の子を好きと知り、町中の人が態度を急変させます。家の壁には「同性愛者」の落書きが。激しくリュドビックを叱りつける父。クラスでは苛めに合い、好きな男の子も、素知らぬ顔で彼の横を通り過ぎていく。ついには風紀を乱すという理由で学校は退学になってしまうのでした。
はじめは、優しく庇ってくれていた母でさえ、リュドビックにきつく当り始めて、「お前のせいで」そんな暴言すら吐く。病気のように精神科に連れられ、いずれ治ると懸命に言い聞かせるのは両親たちです。それでもメゲズにわが道を行くリュドビック。というかまだ幼いから良く事態が分かってない?父親は会社を首になり、ついに両親にすら拒絶されてしまうのでした。もう・・・本当に可哀そうで可哀そうで、涙が溢れてしまう。本当に、回りの理解を得る事の難しさを知る映画です。なんだか、ここまで可哀そうで泣ける映画は結構初めてかもしれないです(笑)。感動とかでなく、あまりに可哀そうすぎて、涙が出る。
それでねー。リュドビックは「パパもママも大っきらい」って言って、おばあちゃんちに行っちゃうんですねー。結局、両親は住み慣れた町を離れる事に。そこは遠い場所で、再びおばあちゃんの元を離れ、両親と暮らすことに。厳しく接する母親に対し、父は優しくなってました。新しい地で、出会ったのは男勝りな女の子でした。(あらすじ抜粋の下段部分。笑。あらすじ端折り過ぎ。)強引にドレスを取り返させられたリュドビック。それを見た母は激しく彼を叱りつける。けど、それは誤解だと分かり、「大切な息子だから」そう言って、リュドビックを抱きしめるのでした。ようやく。。。両親がリュドビックを理解した瞬間。。。゜゜(´O`)°゜。。。
もう本当に可哀そうで、泣ける映画です。こう、さらりと書いちゃうとそんなに衝撃的じゃないけども。。途中でリュドビックが自殺未遂(?)みたいな事してたり、本当に、理解してくれないもどかしさ。それが強烈に伝わってくる映画でした。

性同一性障害とか、苦しい悩みが沢山あるんだろうなー。
理解してくれる人が一人でもいれば、多分違うんでしょうね(*^▽^*)
ところで。
映画の最後の曲が妙に暗くて、気になりました(^_^;)。なんだー。ハッピーエンドっぽく乗りのいい曲で終わらせて欲しい(笑)。
とりあえず、凄い作品だったので、ぜひお暇な方は見てみて下さい~♪
感動、というか、・・・泣ける事間違いなし(笑)


あれ?性同一性障害のお話だと私は勝手に思ってますが、違ったらごめんなさい(笑)
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