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  • 2024-05-05
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リバティーン

  • 2009-03-17
☆1.0
ジョニデ。

-----あらすじ-----
ジョニー・デップが17世紀に実在した英国の放蕩詩人、ロチェスター伯爵に扮したコスチューム劇。素晴らしい才能を有しながらも、挑発的な言動を繰り返し、酒とセックス三昧の奔放な人生の果てに33歳の若さで亡くなった孤独な天才詩人の半生を描く。1660年代、王政復古のイギリス。国王の怒りを買い幽閉されていた第二代ロチェスター伯爵こと詩人のジョン・ウィルモットは3ヵ月ぶりにロンドンへと戻ってくる。ある日、ジョンは訪れた芝居小屋で観客のブーイングを浴びていた若い女優エリザベス・バリーに目を留める…。 (抜粋)

-----感想-----
(笑)。見たのは大分前です。なんせ、ジョニデというだけで借りて、しばらく放置状態だったこの作品。
とても暗い内容なのは知ってましたが・・・・まさか、ここまで下品な作品とは予想外(笑)。
これは事前に覚悟してみた方が宜しいかもしれないです(笑)。
てな訳でストーリ。


ジョニデ扮するロチェスター伯爵は美人で人気高い人物という設定。でも登場したそのシーンから全然好きになれない私。冒頭で、ロチェスターが語りかける部分があるんですが。正直、ウン、、好感を抱けるタイプではないや。
そんなで初めから乗る気がない私には中身に魅力も感じず、少々退屈な時間でした。
才能あふれるロチェスター。彼は売れない若き女優に心ひかれ、熱心に指導。彼女が大成功を収めるのと引き換えのように、ロチェスターの人生に陰りが見え始めます。。
王から、才能を見込んでの頼みごとされます。「フランス大使が来るため、国を代表するような~(うろ覚え)作品を作ってほしい」、その切実な期待にこたえようと・・・したのかどうか。
とりあえず出来上がった作品はこれまた下品で、しょうもない。(実際の西洋の感性ではそうでもないのか??)とにかく性行為をモチーフにした作品で、フランスを馬鹿にするような内容なのでした。大使は途中で退席してしまい。。。
全てを持っていたロチェスターは人生に喜びも見いだすことができずにいたんですね。煌びやかな王宮に潜む惰性を劇に映し出した彼は、王の怒りを買い、ついに追われる身に。。逃げる生活をする彼を支えるのは、手酷く扱った妻と、道端で拾った召使の二人でした。その頃には梅毒に掛り(確か、梅毒って言ってた筈。)皮膚はただれ、満足に歩く事もできず、以前の美しさも欠片も無くなってしまうのですね。
これは痛い。見ていてキツイ。昔は梅毒も多かったようだから、考えると恐ろしい。まぁ、あれだけ考えなしに、セックス三昧じゃ梅毒にもなるわ。。しかもアルコール依存症で、もう色々と末期状態。抜け出したくてもそこから抜け出せない所まで来てしまう。
ついに、ロチェスターの居場所を突き止めた王が、変わり果てた彼を見て、「幽閉などしない。お前にはもう何も期待しないという罰を与える。」そう言うのでした。うーん・・・・。。さみしい一言だ。。多分どんな言葉よりも人を殺す力を持つよね。その王が、元々ロチェスターには手を掛けてくれたりしてて、ロチェスターが裏切ったような感もするから、こう言われても仕方ない。。
最後には議会に顔を出して王のために演説をし、人々の賛成を勝ち取る。そして、人生に幕を下ろしたのでした。うーん。。。

・・・・・梅毒ってすごい病気だったんですね(゚Д゚ ;)。とりあえずこの映画を見て一番の衝撃はそこ。あと下品なこと(笑)。
病気のロチェスターはジョニデの面影もなかったです(^_^;)厳しい。。。


ところで、私はロチェスターが人生に疲弊して、酒に溺れ肉欲まみれな生活をしてるのかな、と思ったんですが、勝手な感想なので全然違ったらごめんなさい。何だか、実際の所は酷く性行為を汚いものとして、捕えていたような、そんな印象を受けたんですが。というのも、彼の書いた絵が、獣と交わっている人間とか、モラルが無いものが多かったので、、、、。それとも、アルコール依存症で、頭も半分妄想の世界にいっちゃってたのだろうか??どっちかな?(^_^;)
そういえば。。梅毒って移る病気ですよね。って事はロチェスターとした人間も梅毒になってておかしくない筈。。考えると怖いな・・・(゚Д゚ ;)!!!この時代の娼婦とか、正気の沙汰では出来ないですね(^_^;)!!!つくづく怖い時代です。
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